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応援しているつもりなのに、なぜか疲れる
中学で陸上を始めた子どもを思うと、親の側に、こんな気持ちが少しずつ溜まっていきます。
- ケガしないかな
- 練習きつすぎないかな
- このまま続けて意味あるのかな
最初は「見守ろう」と思っていたはずなのに、気づくと口を出してしまう。
これは性格の問題ではありません。陸上という競技が、親の不安を刺激しやすい構造を持っているからです。
陸上は「成果が見えにくい」から不安になる

陸上は、試合に出ていても、ベンチにいるわけでもなく、今どの位置にいるのかが分かりにくい競技です。
- チームの勝ち負けがない(リレー・駅伝除く)
- 成長が数字でしか見えない
- その数字も安定しない
すると親は、
「この練習で合ってるの?」
「無理してない?」
と、確認したくなる。
この「確認欲」が、口出しの入り口になります。
ケガや疲れの不安は「止められない不安」
陸上は走る・跳ぶ・投げる。体に負荷がかかりやすいのも事実です。
でも親が一番つらいのは、ケガそのものより「止められない感じ」です。
- 疲れていそうでも本人は大丈夫と言う
- 練習を休ませていいのか分からない
- 判断の責任が全部自分に来る気がする
この状態が続くと、
「ちゃんと考えてやってるの?」
「無理しなくていいんじゃない?」
と、言葉が強くなりやすい。
これは心配しすぎなのではなく、判断材料が足りないことによる不安です。
お金や道具の迷いも、同じ場所から生まれる

- シューズはどこまで必要?
- スパイクっていつから?
- これ、無駄にならない?
ここでも親は迷います。
でも本当は、金額の問題だけではありません。
- ちゃんと続くのか分からない
- 本気度が分からない
- 親が決めていいのか分からない
この「分からなさ」が、判断を重くします。
あおい星空商店


中学から陸上を始めたいと言われたとき陸上未経験の親が最初に迷うこと
子どもが中学で陸上を始めたいと言い出した。応援したいのに何をすればいいか分からない。陸上未経験の親が最初に感じる迷いを言語化します。
3つの不安に共通していること

「口出し」「ケガ・疲れ」「お金・道具」
一見バラバラに見えますが、全部、同じところにつながっています。
それは、「親が判断役を背負いすぎている状態」
です。
- 正解を出そうとする
- 失敗させたくない
- 後悔したくない
この気持ちが強いほど、親は疲れてしまいます。
少し楽になる考え方
中学の陸上は、
- 完成させる時期ではない
- 判断を練習する時期
- やってみて、変えていく時期

- 本人に考えさせる
- 迷っているなら一緒に整理する
- 結論を急がない
このスタンスに変えるだけで、口出しも、不安も、自然と減っていきます。
まとめきらないまとめ

陸上を始めた子どもを見て、親が不安になるのは自然なことです。
でもその不安は、「ダメな兆候」ではありません。
関わろうとしている証拠です。
少しだけ、判断を子ども側に戻してみる。
それだけで、親も、子どもも、だいぶ楽になります。
親が全部決めなくてもいい。
