使わなかったお金より、使った後のモヤっと感が気になる

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今回の記事は、「これが正解」「こうすべき」という結論を出すものではありません。
実体験と、これまで見聞きしてきた話をもとに、考えるための材料を整理することを目的に書いています。

もし読みながら「これ、わかる気がする」そんな一文があれば、それで十分です。

目次

使った瞬間より、あとから残る違和感

買い物をした直後は、別に後悔していない。
値段も想定内。必要なものだったと思う。

なのに、数時間後、あるいは翌日になって、なぜか気持ちが重くなる。

「別に無駄遣いじゃないはず」「我慢しすぎるのもよくないって言うし」
そう自分に言い聞かせながら、でも心のどこかに、説明しきれない引っかかりが残る。

このモヤっと感は、お金が減った事実そのものより、判断した自分への違和感
近いのかもしれません。

「損したかどうか」では説明できない理由

金額だけを見れば、問題がないことも多い。
家計が崩れるほど使っているわけでもない。

それでも気持ちが落ち着かないのは、お金の使い方が悪いから、
というより、

  • 今の自分にとって、本当に納得できる使い方だったのか
  • 周りの価値観に引っ張られていないか
  • ちゃんと自分で決めた感覚があったか

こうした感覚の部分が曖昧なまま決断していることが増えているからかもしれません。

ミドル層女性に増えやすい「判断の疲れ」

若い頃は、「必要」「欲しい」「今しかない」
比較的シンプルな理由で動けていた。

でも年齢を重ねると、選択肢も、考慮すべき条件も増えていきます。

  • 将来の安心
  • 家族とのバランス
  • 自分だけを優先していいのか、という迷い

どれも間違っていないからこそ、決めるたびにエネルギーを使う

その結果、使ったお金そのものより、「ちゃんと判断できたかどうか」が
後から気になってくる。

モヤっと感は、無駄遣いのサインというより、
判断疲れのサインなのかもしれません。

使わなかったお金が美化されるとき

不思議なことに、使わなかったお金は、後からきれいに見えがちです。

「使わなくて正解だった」「我慢できた自分、えらい」
でもそれは、本当に納得して使わなかった場合だけ。

迷った末に使わなかったお金は、
実は心のどこかで引っかかっていることも多い。

つまり、使ったかどうかより納得して決めたかどうか

このズレがあると、使っても、使わなくても、
気持ちが落ち着かなくなります。

モヤっと感を「ダメな感情」にしない

この違和感を感じると、「細かすぎるのかな」「気にしすぎ?」
そうやって自分を責めてしまいがちです。

でも、モヤっとするのは、お金に向き合っている証拠でもあります。

大切なのは、すぐに答えを出すことではなく、

  • どんなときにモヤっとしやすいか
  • 逆に、気持ちよく使えたのはどんなときか

少し立ち止まって、自分の感覚を観察すること。

それだけでも、次の判断は少し軽くなります。

次の記事では、なぜこのモヤっと感が生まれやすくなっているのか
背景や構造をもう少し整理していきます。

「私の問題じゃなかったんだ」そう感じられる材料を、
もう少しだけ集めてみましょう。

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